Fri 28 Muh 1436 - 21 November 2014
10045
預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)の遺物に バラカ(お恵み)を求めること
預言者のモスクの壁やドアに触れるなど、預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)の遺物にバラカを求めることに関する決まりはありますか。


アッラーに讃えあれ。 預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)の遺品からバラカを求めることは、預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)の時代に行われていた。かれがウドゥで使った水、かれの上着、かれの食べ物や飲み物、髪の毛、その他あらゆる物である。アッバシ(アバッシド)カリーファやその後のウスマン(オットーマン)は預言者の外套を保管し、特に戦争の時は、それにお恵みを求めた。 預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)の体に触れたもの、かれのウイドゥ、汗、髪など、知られているものは、サハーバ(彼らにアッラーの恩寵を)や心からサハーバに従った人々によると、許されている。それらの中には善とバラカがある。預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)はこのことを認めた。 しかしアル・マスジド・アル・ハラームやアル・マスジド・アル・ナバウィのドア、壁、窓などに触ることはビダー(非難すべき改ざん)であり、このような行為には根拠がない。禁じられるべきであり、敬神の行為はタウキーフィ(個人的な意見の対象外)であり、シャリアで認められている以外に、敬神の行為を行うことは許されない。預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)曰く、「なにかを改ざんするものはイスラームの同胞ではなく、拒絶される。」(サヒーヒと認められる)。ムスリムの伝承によると、「我々の事柄(イスラーム)に従っていない行いをするものは誰でも拒まれる」と言われ、またアル・ブハリがムアラーク・マジュズームを伝えている。 サヒーヒ・ムスリムによると、ジャアビール(かれにアッラーの恩寵を)が「預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)は金曜日のフォトバで『最も良い説教はアッラーの聖典であり、最も良い導きはムハンマド(かれに平安とアッラーの御加護を)の導きである。最も忌まわしいことは改ざんであり、すべて堕落する』と、よく申された」と伝えている。類似の多くのアハディースがある。ムスリムはアッラーが規定したことに従う義務がある。黒石を認め、接吻することやアル・ルクン・アル・ヤマニを認めることなどである。 サヒーヒの伝承で、ウマル・イブン・アル・ハターブ(かれにアッラーの恩寵を)が黒石にキスをしたとき、「おまえはただの石にすぎないし、恩恵も害悪ももたらせないことは分かっている。預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)がキスするのを見ていなければ、私もしないであろう。」といわれたことが伝えられている。 このことから、我々はカアバの他の角や壁が定められていないことは分かっている。預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)はそれらを認めていないし、周りのものにそれらを認めることを教えていない。これはシルクの一種である。預言者の墓の壁、柱、窓についても同じ事が当てはまる。預言者(かれに平安とアッラーの御加護を)はそのようなことを定めていないし、人々にも教えていない。またかれの教友たち(彼らにアッラーの恩寵を)もしていない。
マジュムー・ファタワ・ワ・マカラート・ムタナウィ・アーリ・サマーハト・アッシェイク・アルアラマー・アブドル・アジズ・イブン・アブドッラ・ビンバーズ(かれにアッラーの御慈悲