Tue 7 DhQ 1435 - 2 September 2014
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このダルードはシルクですか
次のダルードを唱えることはシルクですか。 「アッラーフンマ・サッリ・ワサッリム・アラー・サイエディーナ・ムハンマディン・カド・ダカト・ヒーラティ・アドリクニ・ヤラスールラ」


アッラーに讃えあれ。 そうです。これはシルクである。預言者(彼に平安とアッラーの御加護を)の助けを求め、自分の状況を預言者に嘆いているからである。すなわち預言者(彼に平安とアッラーの御加護を)が、どんなところでも彼に祈願する者の声を聞くことができ、彼の助けを求めている者を助け、彼がその苦しみを救えることを意味している。 預言者(彼に平安とアッラーの御加護を)は生前中にできなかったことを、死んだ後にできるはずがない。彼は幽玄界のことはわからないし、自分自身や他人に害や利益を与える力を持っていない。アッラーは述べている(意味の解釈): 「(ムハンマドよ)言ってやるがよい。『私はアッラーがお望みにならない限り、自分自身のためのための利害すら自由にできない。私がもしガイブ(幽玄界)を知っているならば、私は自分のために多大なる富を確保したであろう。』 (高壁章(アル・アアラーフ) 7:188) 「それであなたがたの主は、仰せられる。『われに祈れ(われが唯一であること(イスラームの一神性)を信じ、何でもわれに祈れ。)われはあなたがた(の祈願に)に答えるであろう。』 (ガーフィル章 40:60) 「われの僕たちが、われについてあなた(ムハンマド)に問うとき、(言え)われは本当に(われの知識によってかれらの)近くにいる。かれがわれに(仲介者なしに)祈るときはその嘆願の祈りに答える。」 (雌牛章(アル・バカラ) 2:186) 人々はアッラーの外、誰にも祈願してはならない。アッラーの外で、誰かの助けを祈願してはならない。自分たちの希望をアッラーの外に委ねてはならない。凡てを治め、善を所有しているのはアッラーだけであり、かれこそが全能である。 幽玄界を知り、苦しみを取り除き、祈願する者の声を聞き、それに答えるのは、アッラーにしかできない。これらのいずれかを誰かに委ねるものは、大罪(シルク・アクバル)を犯すムシュリクである。アッラーが述べている(意味の解釈): “苦難のさいに祈るとき、苦しむ者に答え、その災難を取り除き、あなたがたを幾世代に渡って、地上の後継者とするのは(あなたがたの神よりも優れた)かれではないのか。アッラーとともにイラー(神)があろうか。しかしあなたがたは、少しも留意することがない」(蟻章(アン・ナムル) 27:62) 「言ってやるがよい。『ガイブ(幽玄界)を知るものは、天地の間で、アッラーの外にはないのである。』 (蟻章(アン・ナムル) 27:65) 罪を赦し、苦しみを取り去り、人々の心中を知るのは、アッラーだけである。罪を赦し、苦しみを取り去り、他にもアッラーの外にできないことを、アッラーではなく、誰かに求めるべきではない。アッラーだけがなしえることである。
シェイク・アブダル・ラハマーン・アルバッラーク