Sat 28 Rmd 1435 - 26 July 2014
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シフルを治す方法
シフル(魔術や妖術、愛や憎しみを引き起こすための呪文など)に冒された人を治療する方法はありますか。信仰者はどのようにして身を守ったり、その被害を避けることができますか。クルアーンやスンナで、このためのドゥアやジィクルがありますか。


アッラーに讃えあれ。 幾つかの治療法がある。 1 – サーヒル(シフルを行うもの)が何をしたかを見つけることができる。たとえば、自分の髪の毛をある所、櫛などに置いたとか、彼が髪の毛をあるところに置いていたのが見つかった場合、取り除いて燃やすか粉々にしなければならない。そうすると、行われたことを無効にし、サーヒルの意図を取り消すことができる。 2 –サーヒルの身元がわかっている場合は、彼にやったことを取り消すよう強要しなければならない。彼には、「自分のしたことを取り消さなければ、死刑にする」と言わなければならない。彼がそれを取り消した後も、彼はなお、当局によって死刑に処せられるべきである。正しい見解によると、サーヒルは懺悔を求められることなく、死刑に処すべきである。これはウマルによって行われたことであり、使徒(彼に平安とアッラーのご加護を)の言葉が伝えられている。「サーヒルの処罰は剣による一撃(死刑)である。」ハフサ・ウンマル・ムミニーン(彼女がアッラーを喜ばせんことを)は、彼女の奴隷女がシフルを扱っていることが分かったとき、彼女を殺した。 3 – クルアーンを唱えると、シフル(の影響)を取り除く大きな効果がある。アヤートル・クルシー、スーラトル・アアラーフ(高壁章)、スラー・ユーナス、スーラトル・ターハのシフルのアヤ、スーラトル・カーフィルーン、スーラトル・イフラース、アル・ミワドハタインをシフルに冒された人の上、または容器の上で唱えるとよい。ドゥアは回復や健康を願ってするとよい。とくに預言者(かれに平安とアッラーのご加護を)によって伝えられたドゥアがよい。 「アッラーフンマ・ラッバル・ナース、アドヒバル・バス・ワシュフィ、アンタアル・シャーフィ、ラーシラアア・イッラー・シィファアウカ、シィファアアン・ラア・ユグハアディル・サカマン (アッラーよ、人類の主、邪悪を取り除き、癒したまえ。あなたこそが癒しの御方である。あなたの癒しの外に癒しはない。いかなる病も取り除かれる)。」 ジブリールがルキヤで預言者(かれに平安とアッラーのご加護を)を治療された時に使った言葉を唱えるとよい。 「ビスミッラー・ウルキーク、ミン・クッリ・シャイン・ユドヒーク、ワ・ミン・シャッリ・クッリ・ナフシン・アウ・アイニン・ハアシディン・アッラー・ユシュフィーク、ビスミッラー・ウルキーク (アッラーの御名において、あなたのために、ルキヤを行います。アッラーが、あなたを害しているすべてのものから、あらゆる魂の邪悪や邪眼からあなたを癒したまえ。アッラーの御名において、あなたのためにルキヤを行います)」 「クル・フワッラーフ・アハド」および「アル・ミワドハタイン」の朗誦と同じように、これは三回唱えること。 上記を水の上で唱え、その水の一部をシフルに冒されている人に飲ませるとよい。そして残りの水で清める。必要に応じて何度か繰返す。こうするとアッラーのお許しによって、シフルが取り除かれる。これは学者たち(かれらにアッラーの御慈悲を)や、シャイク・アブダル・イブン・ハサン(かれにアッラーの御慈悲を)がファタル・マジード・シャルフ・キターバル・ワウヒードの中のバアブ・マジャア・フィル・ヌシュラ(章のタイトル)で述べている。 4 – 緑色の蓮の葉7枚を細かく砕いて、水の中に入れて、その中に上記で挙げたアヤ、スーラ、ドゥアを唱える。その一部を飲んで、残りの水で清める。これは妻と性交できない夫の治療にも役に立つ。緑色の蓮の葉7枚を水の中に入れて、上に挙げた節をその中に唱え、それを飲んで、それで清めると、アッラーの御許しがあれば、効果がある。 シフルに冒されたものや、シフルのために妻と性交できなくなっているもののために、水と蓮の葉の中で唱える説は以下に示されている。 1-スーラ・ファーティハ 2- スーラ・バカラのアヤートル・クルシは以下に示される(意味の解釈)。 アッラーフ・ラー・イラハ・イッラ・フーワ (かれの外に崇められるべき権利を持つものはない)、アル・ハイユル・カイユーム (永遠に自存される御方、存在するものすべてを支え、保護される御方)。仮眠も熟睡もかれをとらえることはできない。天にあり地にある凡てのものは、かれの有にある。かれの許しなくして、誰がかれの御許で執り成すことができようか。かれは(かれの創造物の) 、以前のことも以後のことも知っておられる。かれの御意に適ったことの外、かれらはかれの御知識について、何も会得するところがないのである。かれの玉座は、凡ての天と地を覆って広がり、この2つを守って、疲れも覚えられない。かれは至高にして至大であられる。」 (雌牛章 2:255) 3- スーラトル・アッラーフの節は以下に示される(意味の解釈)。 「[フィルアウンは]言った。『もしあなたが印を齎(もたら)し、あなたの言葉が真実ならば、初めにそれを見せよ。』 そこで [ムーサは]自分の杖を投げた。見なさい。それは明らかに蛇であった。 またかれはその手を伸ばした。見なさい。それは誰の目にも(燦然と輝き)白かった。 フィルアウンの民の長老は言った。『これは老練な魔術師だ。かれは、この国土からあなたがたを追い出そうと望んでいる。さてあなたがたの主張はどうか。』 かれらは言った。『かれとその兄弟をしばらく退かせ、招集者を諸都市に遣わして、老練な魔術師をあなたのところに全員呼び出しては。』 そこで魔術師たちはフィルアウンの許に来て言った。 『わたしたちが勝ったならば、きっとわたしたちに報奨があるでしょう。』 かれは言った。『そうだ。(その上)わたしはあなたがたを、必ずわたしの側近にするであろう。』 かれらは言った。『ムーサーよ。あなたが投げるか。それともわたしたちが(先に)投げるのか。』 かれ [ムーサー]は言った。『あなたがたが(先に)投げなさい。』そこで彼らは投げるに当たって人々の目を惑わし、わたし達を恐れさせて、偉大な幻術を演出した。 そのときわれはムーサーに、『あなたの杖を投げなさい。』と啓示した。すると見よ。それはかれらの瞞(まやかし)ものを呑み込んでしまった。 こうして真理が現れ、かれらの行ったことは虚しくなり、 かれらは打ち負かされ、縮み上がってしまった。 魔術師達は身を投げ出して跪拝(きはい)し、 かれらは言った。『わたしたちは、アアラミーン(人間、ジン、あらゆる創造物)の主を信仰します。 ムーサーとハールーン(アロン)の主を。』」 [高壁章 7:106-122] 4- スーラ・ユーナスの節は以下に示される(意味の解釈)。 「フィルアウンは言った。『凡ての老練な魔術師をここに呼んで来なさい。』 魔術師達が来た時、ムーサーはかれらに言った。『あなたがたの投げたいものを投げなさい。』 かれらが投げた時、ムーサーは言った。『あなたがたが現出したものは、魔術である。アッラーは直ぐそれを無力にされる。本当に、アッラーはアル・ムフシドーン(不義の徒)の仕業を成功させない。 ムジュリムーン(罪深い者たち)がたとえ好まなくとも、アッラーは御言葉で真理を立証される。』」 (ユーヌス章 10:79-82) 5- スーラ・ター・ハーの節は以下に示される(意味の解釈)。 「かれらは言った。『ムーサーよ、あなたが投げるか、それともわたしたちが先に投げようか。』 [ムーサーは]言った。『いや、あなたがたが先に投げなさい。』すると見るがよい。かれには縄と杖が、魔術で活きて走るかのように見えた。 それでムーサーは、少し心に恐れを感じた。 われ(アッラー)は言った。「恐れるに及ばない。本当にあなたは上手である。 あなたの右手にあるものを投げなさい。かれらが作ったものを呑み込め。魔術師の誤魔化しに過ぎない。魔術師達はどれほど(の技)を会得していようとも、決して成功しない。』」 [ター・ハー章 20:65-69] 6- スーラトル・カーフィルーン 7- スーラトル・イフラースとアル・ミワドハタイン(スラートル・ファラクとスラートル・ナース) は3回唱えること。 8- 以下に示すような、シャリーアで定められたドゥアを唱えること。 「アラーフンマ・ラッバル・ナース、アドヒバル・バス・ワシュフィ、アンタ・アル・シャフィ、ラアシファア・イッラ・シャファアウカ、シファアアン・ラア・ユグアハディル・サカーマン(アッラーよ、人類の主、邪悪を取り除き、癒したまえ。あなたこそが癒しの御方である。あなたの癒しの外に癒しはない。いかなる病も取り除かれる)。」 これでもよいが、ドゥアを一緒に唱えてもよい。 「アラーフンマ・ラッバル・ナース、アドヒバル・バス・ワシュフィ、アンタ・アル・シャフィ、ラアシファア・イッラ・シャファアウカ、シファアアン・ラア・ユグアハディル・サカーマン(アッラーよ、人類の主、邪悪を取り除き、癒したまえ。あなたこそが癒しの御方である。あなたの癒しの外に癒しはない。いかなる病も取り除かれる)。」 シフルに冒された人の上に、上記の説を唱える時、唱える人は頭と胸を吹くとよい。これは、上記で述べたように、アッラーのお許しによる、治療手段の一つである。
マジュムー・ファターワ・ワ・マカーラト・ムタナッウイ・アハリ・サマーハト・アッシェイク・アル・アッラマー・アブダル・アジーズ・イブン・アブダッラー・ビンバーズ (彼にアッラ