Wed 8 DhQ 1435 - 3 September 2014
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非ムスリムから寄付をもらう
ムスリムは非ムスリムからもらった寄付をイスラームのために使うことができますか。


イマーム・アル・ブハリ(彼のアッラーのご慈悲を)は彼のサヒーヒの中で、「バアブ・カブール・アルハディーヤ・ミン・アルムシュリキーン」(多神教徒から贈り物を受け取る章)と名づけた章で、それが許されることを示す多くのアハディースの見出しを挙げている。 アル・ハーフィズ・イブン・ハジャルによると、この点について、アブ・ダウードとアル・ティルミディはアヤード・イブン・ヒマル(??)の言葉を伝えている。かれ曰く「わたしは預言者 (彼に平安とアッラーの御加護を)に雌のラクダを贈り物として差し上げようとすると、彼はわたしに『ムスリムになったのか』と尋ねられ、『いいえ』と答えると、『ムシュリキーンから贈り物を受け取ることはできない』と言われた。」ここで、アル・ハージズ(かれにアッラーのご慈悲を)は学者の解説を引用して、贈り物は拒否するべきであるとする説と、貰ってもよいとする説を取り上げた。(学者によると)相手が贈り物でムスリムの心を懐柔しようとする意図が背後にある場合は拒否するべきであるが、贈り物を受け取ることで、相手と友達になりイスラームに心を開いてもらえるようであれば、拒否するべきではない。 こちらから無理に頼んではいない贈り物や寄付を非ムスリムから受け取ることはなにも悪いことではない。またそれをイスラームのプロジェクトなどに使うことは許されている。 しかし非ムスリムに寄付を募ることには、目の前で馬鹿にされたり、コントロールされるなど、若干の危険が伴う。 そのようなことが起る可能性がない場合は、寄付を頼むことは問題ではない。預言者 (彼に平安とアッラーの御加護を)がメッカに留まっている時、ダワーのために叔父のアブー・ターリブなど、ムシュリキーンに助けを求めていたが、馬鹿にされることはなかった。寄付箱を置いたり、ビラを配って寄付の口座番号を知らせることは、なにも屈辱を受けることではない。アッラーがすべてご存知である。
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