Sat 19 Jm2 1435 - 19 April 2014
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ある女性がイスラームに入信したいが、カーフィルの夫と別れたくない
イスラミックセンターで、非ムスリムの女性にイスラームを薦める場合、ムスリムになりたくない夫との関係で困っています。このような女性にとって結婚を犠牲にすることは難しく、特に二人の間に子供があり、夫が妻に優しく妻が夫を深く愛している場合は、なおさらです。カーフィルの女性がムスリムになると、カーフィルの夫との結婚を続けることができないことは知っています。アッラーが仰せられるには(意味の解釈):「 … 彼女は、不信心者には合法(の妻)ではなく、また不信心者も彼女らにとって合法(の妻)ではない。…” [試問される女章(アル・ムンタヒナ)60:10]. この問題をどのように扱えばよいのでしょうか。女性がムスリムになることだけを専念して、他の問題は無視してよいのでしょうか。


アッラーに讃えあれ。 この質問をシェイク・ムハンマド・イブン・イブン・サーリヒ・アルウサイミーンに尋ねた。 ある女性が、ムスリムになりたいが、夫は良い人なので、別れたくない、一体どうすればよいのかと尋ねました。 シェイクは次のように答えられた。 「この女性は夫と別れなければならない。しかし、夫をイスラームに招くことはできるであろうか。彼女は夫に『私はムスリムになりたい。でもムスリムになれば、結婚はあなたがムスリムにならないかぎり、無効になります。』といえるであろう。彼女が夫にこういえば、彼もムスリムになるであろう。」 質問: 彼女がムスリムになった後、夫にイスラームを薦める間、婚家に留まることができますか。それとも婚家を出なければならないのでしょうか。 解答: 「夫がムスリムなるという望みがあれば、イッダーの期間(結婚解消を待つ期間)が終わるまで留まることができます。」 質問: イッダーの期間中に妻は身を覆わなくてもよいのですか(ヒジャーブを着けずに出かける)。 解答: 夫がムスリムになるかどうか確実ではないので、安全を期して、体を覆った方がよい。 質問: 妻は夫と二人きりになってはいけないのですか。 解答: 妻は夫と二人だけになってはいけない。 質問: このように彼女に答えた場合に、彼女がイスラームを避けてしまうならば、シャリーアに従って2番目の解答を言わなくでもよいですか。彼女には、「まずムスリムになりなさい。夫のところに留まるかどうかについては後から教えましょう」と言ってもよいですか。 解答: それはよくない。始めに説明せずに、後から決まりを知らせてから彼女がイスラームを離れた場合(背教者になる)、問題はもっと悪くなる。そのため預言者(彼に平安とアッラーのご加護を)はアリ・イブン・アビ・タアリブをカイバールに派遣したときに申された。「人びとにイスラームを薦める時、アッラーへの奉仕でなすべきことをかれらに教えなさい。」 質問: 妻がムスリムになった後、夫と暮らしつづけると、大罪(カビーラ)を犯したことになるのですか。 解答: その通りである。妻はジナ(不正な性的関係)を続けるべきではない。 質問: 彼女に何と説明すればよいのですか。 解答: 彼女がムスリムになった場合、夫がならない場合は、結婚が無効になるとはっきり知らせた方がよい。 この問題に直面する女性に話す場合は、以下の点を強調しなければならない。 アッラーとかれのみ使いへの愛が誰に対する愛よりも優先される。 妻が夫に誠実にイスラームを薦め、彼のために祈るならば、アッラーを夫を妻の掌中の中で導くであろう。 アッラーのために何かを犠牲にするものは、アッラーはもっと素晴らしいものを代わりに与えてくださる。 アッラーを愛するがあまりに何かをささげた下僕のことをアッラーは決してお見捨てにならない。 このような女性がムスリムになり、夫と別れた場合、ムスリムの男性がこの女性と結婚し、子供達を家族に迎え入れるべきである。それとも心根のよいムスリムが責任を持って、彼女と子供達に施しを与えるべきである。アッラーが我々を正しく導き、正しい行いをできるだけの強さと助けをお与え下さい。預言者ムハンマドにアッラーのご加護を。
シェイク・ムハンマド・イブン・サーィヒ・アル・ウサイミーン